延長線上にある違った仕事

最近ではひとつの会社が複数の事業を行っているのは当たり前になってきています。

ひとつは危機管理という観点からは評価されることです。

しかし、評価できない事も当然あります。

一番評価されるのは全くの異業種を取り入れることです。

異業種となると設備や人員などを含み今までのノウハウが活かされず、全く新規事業の付加が全てかかってきて成功できないのではと考えがちです。

でも実際はどうでしょうか?

異業種であっても共通する部分はたくさんあります。

そこで現業の延長線上に何があるかを考える事が大切です。

最近ニュースにもなったのは「新聞販売店」です。

新聞配達店と言えば、朝刊の配達、夕刊の配達が主な業務ですが、意外と昼の時間夕刊配達以降の時間は、配達に使うバイク等が空いています。

そこでこのコロナ禍で利用者が急増しているお弁当などの配達に空いている時間帯のバイクや人員を活用出来ないかという事です。

バイクという資産の有効活用に重点を置き、弁当配達人員を本業の新聞配達者とは別に雇い効率的に業務を行う事も可能です。

大手同士が組んでの業務提携もあったようですが、こういう仕事は小回りがきく新聞店と地元のお店の間での提携が一番適しています。

大手同士が提携すると本部だけが利益を出し、実際に稼働するお店が適正な収益を上げられないという弊害も出てくるので業務提携は規模に応じて慎重に行うべきです。

良い面と失敗例も挙げましたが、以外と現業務の資産を活かした異業種の取り込みってたくさんあります。

一度見直してみるのも良いですね。

コロナ禍にあって、新しい生活様式を目指して、これから出来る事考えて見ませんか。

 

 

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